「気づいたらハムスターが冷たくなって動かない!」
「これって死んじゃったの?それとも疑似冬眠してるだけ?」
可愛がっていたハムスターが突然冷たくなっていたらビックリしちゃうよね。
すでに亡くなっていたらゆっくり休んで欲しいけど、もし疑似冬眠してるだけでまだ助かる見込みがあるなら助けてあげたい人がほとんどのはず。
この記事ではハムスターの疑似冬眠と死後硬直の違いや、見分け方について解説するよ。
疑似冬眠と死後硬直の違いを理解して、正しい対処ができるようになろう!
疑似冬眠と死後硬直の違い
疑似冬眠と死後硬直の見分け方を解説する前に、そもそも両者にはどんな違いがあるのかをおさらいしておこう。
当たり前に聞こえるかもしれないけど、疑似冬眠と死後硬直の違いは以下の3つ
疑似冬眠の場合は、まだ生きていて、回復の見込みがあって、一刻も早く適切な処置を必要としているよ。
反対に死後硬直の場合は、すでに亡くなっていて、回復の見込みもなく、これ以上の処置は必要ないから、ゆっくり休ませてあげるのが大切。
疑似冬眠 | 死後硬直 | |
---|---|---|
生死 | まだ生きている | 亡くなっている |
回復の可能性 | あり | なし |
処置 | 必要 | 必要でない |
疑似冬眠と死後硬直の見分け方
ハムスターの疑似冬眠と死後硬直の見分け方は以下の表の通り。
疑似冬眠の場合はまだ目を覚ます可能性があるけど、死後硬直の場合は身体を暖めると腐敗を進行させてしまう。
慎重に正しく見極めることももちろん大事だけど、早めに処置をすることも大切だから判断は迅速に。
大切なハムスターが冷たくなって慌てているだろうけど、落ち着いて冷静に見分けてあげよう。
部位 | 疑似冬眠 | 死後硬直 |
---|---|---|
目 | 閉じている | 薄く開いている |
手・足 | ピンク色 | 紫色 |
呼吸 | 軽くしている | していない |
身体 | 僅かに柔らかい | 硬い |
体温 | 僅かに温かい | 冷たい |
ヒゲ | 僅かに動く | 動かない |
毛並み | 整っている | 乱れている |
疑似冬眠の場合は起こしてあげよう【徐々に暖める】
疑似冬眠と死後硬直の見分け方を参考にハムスターを観察して「疑似冬眠」であることが分かったら、ハムスターを徐々に暖めて起こしてあげよう。
このときに大切なのが「徐々に」暖めること。いきなりカイロやヒーターで暖めてしまうと、ハムスターの心臓に負担がかかって亡くなってしまうことも。
最初は室温を上げたり、手のひらで暖めてあげて、30分くらい経った後にカイロやヒーターで暖めてあげるようにしよう。
疑似冬眠したハムスターの起こし方については下記の記事で詳しく解説しているよ。
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死後硬直の場合は供養してあげよう
残念ながらハムスターが亡くなっていて死後硬直していた場合は、ゆっくり休めるように供養してあげよう。
今はペット用の葬儀屋さんや供養してくれるところもあるから、家の近くでそういった業者さんがいないか探してみて。
ハムスターも大切な家族だから、最期はしっかりと見送ってあげよう。
まとめ
今回はハムスターの疑似冬眠と死後硬直の見分け方について解説したよ。
ハムスターは疑似冬眠と死後硬直の区別が付きにくいけど、まだ助かる命の可能性もあるから正しく見極めてあげよう。
疑似冬眠で眠ったハムスターを起こすときはいきなり暖めるのではなくて、人肌を使ってじんわりと正しい手順で暖めてあげてね。
残念ながら亡くなって死後硬直していた場合は、ゆっくり休めるように供養してあげてね。
じゃあ、またねー!